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原風景の中でわたしは神様とむつみあってその痩せ細った裸身を、蹴った
骨ばった神聖な肩
不可侵の侵入

いとおしい
にくらしい
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置いてきぼりのわたしのからだが
じょうずに息すらできなくて
たったひとりすら養えない
わたしのからだがつくるのは
どうしようもない二酸化炭素ですらない
科学を勉強しなかった十六才のわたしが
いまろくに生きて行くこともできなくて
ありあまる富をかたちないものに注ぎ込んで
治らない癖かかえたまま
鏡の前でクロール
この世ならざるものがわたしを笑ってる
花も逃げ出すようなわたしを笑ってる
革命者たちの血を引くわたしは
つるぎもペンも握れない
最新の技術にあまんじて
消えてなくなった握力が
手のひらだけのビスクドールみたいに
うつくしいだけで誰も幸せにしない
火をつければ燃える
醜く染まっていく老人形
科学を勉強しなかった十六才のわたしが
事欠いた知識のせいであの赤を
あの赤を
赤を
赤を


想像力に事欠いた八十才のわたしが
すべての恋の生息地を巡礼するまで死ねはしないって
蝋で着飾った唇で駄々をこねている
聞き分けのなくなったからだが
おいしいところだけ売り続けて
最後に残った心臓は
林檎の芯みたいに捨てられるのね

深夜、闇のなか
延命機が哭いている
ダイナモ・オオカナダモ
孤独と百二十一才のリズム


大丈夫よ
わたしはきっとどこにも
どこにも行かない
うつくしいあなたも
おいていかない
置き去られた教卓のうえのわたしたちの瞳
ふるえて白く濡れて涙をなくしても
おいていかない

飛び降りたあなたは永遠で
大丈夫ね
詩を忘れた一篇の神も
わたしをおいていかない


ささやくあなたの声
わたしをながしてくれるのは
そそのかすあなたの声
わたしをにがしてくれるのは


なにもかもあなたにかえられたい
脳味噌も染色体の一片に至るまで

ああどこへゆくのあなたの思想が欲しいよ
霜が降りてほんとうはうつくしいあなたのすがたがあらわになる
濡れて黄金にかがやいて
わたしはいつも
いつも
いつも


なにもかもあなたにかえられたい飛び降りた少年花月
少女さまよえる
鏡の中の老女が笑ってる
こちらを窺い見る目元などはつややかで美しい。わたしはやっぱりきれいな男が好きで、何度生まれ変わってもこいつの前に現れてやろうと思った。
わたしは誰かの神さまになりたい
不惑じゃ死ねやしないんだから
きっといつまでも経済は凍っている
つきまとって離れない影と同じように
だから飛んでみたいと思うし
歌をうたう
彫刻に絵をかいて
花をさかせ
苦悶する神話のひとびとが
いままでずっと考えているのだ
役に立たないことを勉強し
役に立つことはうまく飲み込めない
彼が無事ならばそれでいい
拠り所なくしてみじめだったとしても
やさしい記憶だけがわたしたちを生かしてくれる
胸がいたい
あの香りとともに
傘の中でひとり濡れそぼっていくような
孤独と傷みを
呼び覚ます
いたんでゆくからだが
痩せ細ることを求め求められて
百年も続く孤独の中で
最初のひとりすら、愛し得ない
ただ両耳の記憶だけを
ぐずぐずの心で抱きしめている
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