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「でも、でも、わたし、いったいどうしたらいいんですか」
とつぜん、ワッと声を上げて泣き出した。溢れだした泪はとどまることを知らず、またたくまに溜まりこんで辺り一面海のようになってしまった。ぐずぐずとなずんでいた空は真っ暗になり、雨雪がふり、風がびゅうびゅう吹いた。僕はみをつくしにしがみついて流されないように踏ん張りながら、声を張り上げた。
「だーい丈夫!君は神様なんだからー!」
三メートルの巨体がガタガタ震えだした。こわい!と彼女は泣き叫んだ。彼女の中にいりたってしまった僕はもう、死ぬしか、ないのか!
そのときバツン!と音がしてテレビがついた。画面のなかでいまのおよそ半分の大きさの彼女が笑っている。
「ほらー、おめでとう!今日はきみの、たーん生日!」
いちにっさん、で世界が消えて僕は目をさます。今日、次世代の神様が産まれる瞬間に、僕は立ち合ったのだ。
とつぜん、ワッと声を上げて泣き出した。溢れだした泪はとどまることを知らず、またたくまに溜まりこんで辺り一面海のようになってしまった。ぐずぐずとなずんでいた空は真っ暗になり、雨雪がふり、風がびゅうびゅう吹いた。僕はみをつくしにしがみついて流されないように踏ん張りながら、声を張り上げた。
「だーい丈夫!君は神様なんだからー!」
三メートルの巨体がガタガタ震えだした。こわい!と彼女は泣き叫んだ。彼女の中にいりたってしまった僕はもう、死ぬしか、ないのか!
そのときバツン!と音がしてテレビがついた。画面のなかでいまのおよそ半分の大きさの彼女が笑っている。
「ほらー、おめでとう!今日はきみの、たーん生日!」
いちにっさん、で世界が消えて僕は目をさます。今日、次世代の神様が産まれる瞬間に、僕は立ち合ったのだ。
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発熱する月を抱いている
喘ぐような溜め息で
食い縛る真珠の連なりが
はじけそうにきしむ
発光する塊がうまれてくる
兄と私の穢れた糸が
ぱちりと裁たれるそのときに
わたしはなにも知りませんと
弁明するように泣き出す
冷えることのない
私の月が泣き出す
生きていると叫ぶ
私は生きれない
兄と私は生きれない
永い永い宇宙の中で
死んだはずの星が光っている
重さをなくした揺りかごのなか
羊は死んでくはずだった
誰ひとりとして、死ねない
喘ぐような溜め息で
食い縛る真珠の連なりが
はじけそうにきしむ
発光する塊がうまれてくる
兄と私の穢れた糸が
ぱちりと裁たれるそのときに
わたしはなにも知りませんと
弁明するように泣き出す
冷えることのない
私の月が泣き出す
生きていると叫ぶ
私は生きれない
兄と私は生きれない
永い永い宇宙の中で
死んだはずの星が光っている
重さをなくした揺りかごのなか
羊は死んでくはずだった
誰ひとりとして、死ねない
あたくしの身体を此んなにしたのは貴女じゃアありませんか、御姉様。
「キヨ、キヨ、何処なの。」
御姉様、御姉様、何時も御側に、居りますわ、吁、此れからも御側に、侍らせてくださいませ、御姉様、あたくし、蕪城雪代の願は、ほんとうに、其だけです。
「キヨちゃん、アア、居ましたね。ホラ、御土産です。」
「有難う。」
御姉様、貴女の指は、ほんとうに、針のようね。
「ところでキヨちゃん、あなた、何か、仰有っていましたか。」
「いいえ、何も。」
「あら、そう。厭ね、私、最近多いのよ。耳、悪いのかしら。」
「可笑しな御姉様。」
「ふふふ…。」
ほんとうに、可笑しなおひとね、だって、耳が悪いのは、あたくし、雪代です。
御姉様、貴女がその針のような指で、あたくしの身体を、可笑しくしたんでしょう…。
「ネエ、キヨちゃん、何か云った?」
「いいえ、御姉様。」
君のひとみがたべたいな
星をまたぎ橋がかかり
亡者たちが謡っている
そんな夜に
「あともうすこしで産まれそうです」
白珠の肌に美しいつめあと
あい色に滲むそのあとが
僕の心臓をかきみだしてる
そんな朝に
「ちいさな罪は恋のはじまり」
惑星を棄てた神様は
むかし、むかしは少年だった
ざわめく歓声 悲鳴のように
ただ想像を愛してる
「嘘でもいい。巧く騙して」
そんな日々さ
全部がほしいわけじゃない
片方だけでいいけど
君のひとみがたべたいな
何が見えてるの?
(明くる朝
君の肝臓を誰かが盗んだ
嫉妬によごされたそれは
それでも核はちゃんと薔薇色で
欠落した同士がよいのか
埋め合わせられたほうが痛くないのか
はかりかねた泥棒は
隣家のポストに入れてしまった)
「ずっとそばにいるよ。だから僕と××してください」
そんな世界さ
「君とは生きれない」
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