忍者ブログ
リア充爆発しなくていいからあやからせて下さいお願いします
[132]  [133]  [134]  [135]  [136]  [137]  [138]  [139]  [140]  [141]  [142] 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


窓からはレース編みのカーテンを突き抜けて白い光が溢れだし、室内はぼんやりと翳っている。静寂を蝉の声が覆い、時折ひぐらしがものがなしく鳴いている。
扇風機のゆるりとした風の中、ソーダ味のアイスキャンディをかじり、窓の前に立ってぼんやり外をみやる。抜けるような夏空はどこまでも高く、青い。白くふくらんだ入道雲が広がっている。しかし西の空はなんとなくぼんやりとして、日没の気配を漂わせ始めていた。
PR
わたしは少しだけ憂鬱になった。こういう夜は考えごとが止まらないからいやだ。じぶんが世界中でいちばん愚かで無力な痛々しい女に思える。
女の子が可愛くなろうとして何が悪いんだ。と、声を大にして言えないで、くすぶる。



ずっとこのときを待っていたの。
さらけ出された彼女の左手は白くすべらかで、おどろおどろしい傷痕どころか擦り傷ひとつなく、すらりと細く長い指のさきには、作り物のように形のいい桜貝の爪があった。
白魚の手が僕の頬をゆっくりとなぞった。そのときには僕はもうすでに彼女の虜になっていたし、白日のもとにそっとあばかれたうつくしい秘密の手に、ぎゅうと心臓をわしづかまれて、生涯僕は彼女のもとから離れられないのだろうと悟った。
頬のうえをすべるひんやりしたぬくもりを、僕はとらえた。やわらかい陶器の肌。口元まで導いてそうっと唇を落とすと、かすかに、秘密の匂いがした。


小指の先にそっとするあなたの控えめなキスが好き

凍える闇の中息も出来ずに


生々しく
どろっとした
ねっとりと
心臓に絡みつくような
どす黒い
いやあな嫉妬と
妬み


こころのモヤモヤのしょうたいが
それであったことをさとったとき
わたしは口に手を当てて泣きました
その手のひらのさきの爪には
お兄ちゃんにほどこしてもらった
可愛らしいネヰルが
ありました

妬みとは
こんなにも身近にあるものなのだと
知りました

横たわって
すこし泣きながら
思考を廻らせて見ると
紛れやうもなく
此の気の晴れない故とは
嫉妬であり
妬みでありました

とてもかなしいことだし
じぶんが醜悪な人間に思えて
…

じぶんの思い通りに
うまく事が運ばなくて
気分が悪かったし
己れの矮小さを知るたびに
厭になってしまったし


わたしを可愛くしてくれたあにさまは
数日前から
家に帰って来ません
兄のことですから
何処か をんなの処で
宜しくやっているので
御座ゐましょう

わたしの御腹のなかに
みにくい少女がいます
其の子は時々
わたしの子宮内膜を蹴ります
父親の居ない此の子を
産み落とすかどうか
わたしは随分と悩みましたが
わたしは産みました
大好きな人の遺伝子を嗣いだ
子どもでしたから

わたしは彼女に
かみつれと名づけました

彼女はとてもうつくしく育って居ます
最新コメント
[05/03 みずいち]
[11/12 藍羽]
[11/10 水一]
[11/09 藍羽]
[10/26 水一]
ブログ内検索
BlogMusic
忍者ブログ [PR]


(Design by 夜井)